何もない場所から文化をつくりあげた
職人の息吹を宿す都、京都。
並々ならぬ知恵と技術が、名もない職人の手によって作られた。
「目にみえない技術を突きつめる」
ものづくりの本質を体現したこの地で。
目に見えないこだわりが生み出す ”ものづくり”
強さ、軽さ、美しさ
レザーバッグの主役は、やはり革です。それなら自分たちが納得のいく革を一から作り上げたい。そんな思いから生まれたのがオリジナルの革「AENレザー」です。AENレザーは、私たちが信頼を寄せる、100年近い歴史を持つ日本有数のタンナーで作られています。傷が少なく下地がしっかりとしたAランクのレザーのみを厳選し、革そのものの風合いを損なわないよう丁寧に仕上げます。きめ細かで美しい銀面、ふんわりとした質感、そして何よりお伝えしたいのが、しなやかで丈夫ながら驚くほど軽いという点。ビッグサイズのオールレザートートでさえ、総重量は1000gを越えません。丈夫で軽くて美しい、そんな理想のバッグを生み出すために、私たちは革づくりから徹底してこだわります。
バッグ作りに携わるのは、代表・大友成を含むわずか数名のスタッフのみです。デッサンを描き、型紙を切り、縫製し、サンプルをつくる。それらをすべて自分たちの手で行います。一見、手を抜いても問題がないような部分にこそ、私たちは人一倍手間をかけます。切りっぱなしのコバは断面を整えてから丁寧に磨き、何度も色を塗り込み、さらに磨きをかけます。バッグに立体感を出すため手縫いでステッチをかけ、ブランドマークの縫いつけも手縫いにこだわります。外注では手間がかかりすぎてやってくれないことを、自分たちの手でひとつひとつ作り上げていくのです。大量生産は叶いませんが、妥協のない細部へのこだわりの積み重ねが、“HMAENらしさ”を生むのだと感じています。
発足からおよそ6年、“ありそうでないもの”を求め、HMAENのバッグは常に進化し続けてきました。実際に自らの手によってバッグを作り続けることで、現場では日々新たなアイデアが生まれています。私たちが大切にするのは、オールレザーバッグとしての風合いや美しさ。そのため、革の不要な切り合わせや過度な補強はせず、できる限り「一枚革」での仕立てにこだわります。金具類は全てオリジナルで、軽さと耐久性を重視し、装飾性の高いものはバッグに負荷がかかるため使用しません。「気づけば毎日手に取っている」、そんな気取らないシンプルなバッグを、高い品質と適正な価格で届けたい。そんな思いで、私たちは毎日バッグづくりと向き合っています。
【”想い”から生まれたツールとしての鞄】
コスト重視・大量生産が主流と化してしまった日本のものづくりの現場に危機を感じ
日本人ならではのきめ細やかさで、心がこもっているモノを届けるべく
2013年、オールハンドメイドブランドHMAENを設立
大切なものって、”想い”が入っていないと伝わらない
HMAENが追い求めるのはシンプルで使いやすく、一生寄り添って使える”ツール”
日本有数の職人たちが想いを込めてゼロから作り上げる
誰も見たことがない
”ありそうでないモノ” それがHMAEN
触れた瞬間 とろけそうになる。
柔らかさと軽さ、そしてどこか温かみを感じられる”AENレザー”
それは100年の歴史を持つ”タンナー”で厳選されたAランクのレザーだけを
ひとつひとつ、日本有数の職人の手によってさらに輝きを増したもの
きめ細やかで美しい銀面
ふんわりとした柔らかい質感
しなやかさと丈夫さを兼ね揃えた唯一無二のレザー
一流の物は触れてこそ感じるもの。
”ありそうでないモノ”それは”他にはないモノ”
ものづくりをする生真面目な作り手だからこそ拘り抜いた技術の集大成がここに。
体に負担のかかりにくい使用
最適な所にあるポケット
使っている時にふと感じるフィット感
知らぬ間にHMAENの虜になってしまう。
”ありそうでないモノ”は”他にはないモノ”
それは一度体感したら手放せなくなる。
似たようなものが溢れている世の中そこに埋もれてしまうモノでは意味がない
だからこそ、私たちは”ゼロ”からのオールハンドメイドにこだわる。
上質で丈夫なバッグを作る上で、レザーの取り都合の合理化などは一切行わず、
レザーの切断面の処理にも丁寧に磨きをかけ、丁寧に色を塗りこむ。
根気と器用さが問われる重要な作業を行っているからこそ大量生産されたレザーバッグとは一線を画す事が出来る。そこには作り手の愛情がなければ育たない。
そして愛情が入ったモノだからこそ、愛着が沸いてくる。
同じHMAENでも同じ”モノ”は世界にたった”’一つ”しかない
Designer
1974年東京下町生まれ。学生時代はご想像にお任せします。20代は様々な職歴を経ました。30代のころたまたま近所にバッグ製造会社があり入社。そこで独学でバッグデザインを始めました。それからいくつかのブランドを立ち上げました。いつのころからか、デザイナーという仕事だけではモノづくりの本質にはたどり着けないと思い、2013年に自身のブランドHMAENを立ち上げました。自分が納得のいくモノづくりをするために。